有料自習室の選び方
有料自習室の選び方
2016.11.08
有料自習室の選び方 「自習室選びの失敗談。利用者の数-編②」|大阪梅田・江坂のレンタル自習室セルフスタディ
こんにちは。
レンタル自習室セルフスタディです。
先日、ご契約者様とお話で、
周りの方の人が多くて集中できない、という内容をもとに、
自習室選びの失敗談。利用者の数-編①
という記事をアップしました。
今回はその続きです。
前回のお話は、
- 1.集中するには静かな環境が一番
- 2.集中できない原因は、周りの人が出す音にある
- 3.人が増えると気が散る雑音も増える
- 4.利用人数が多すぎない自習室を選ぶ
というお話をしました。
そこで、本日は前回の続き、利用者の数と自習室についてお話したいと思います。
これを読まれた方は、勉強の環境について同じように悩まれていると思います。
少しでも決断の参考になれば幸いです。
<目次>
- 利用人数が多くない自習室を選ぶ
- 利用人数が多くない自習室とは
- 混み合う自習室にはうるさい人が集まりやすい
- それでも価格にこだわるなら
- お金と時間は自分が合格するために使う
1.利用人数が多くない自習室を選ぶ
あなたの目的は何ですか?
聞くまでもないことですが、合格、昇進などの目的達成のためですよね。
ただ、勉強することではないですよね。
目的達成のためには、集中できるかを一番に判断すべきです。
その際、利用人数は大きな判断基準になります。
人の少ない自習室を選んでください。
2.利用人数が多くない自習室とは
では、どういった自習室が利用人数の少ない自習室なのか。
それは、指定席が多い自習室です。
理由は、合計の契約者数が少ないからです。
これは、共有システムと専用システムの違いです。
前者の共用システムは、
1つの座席を、複数で利用します。
その分価格は安価になります。
乗り合いバスなどがその例になります。
バスの中で集中して勉強できるでしょうか?
後者の専用システムは、
1つの席を、一人だけで利用します。
もちろん、価格は若干高くなります。
タクシーなどがその例になります。
仕事に集中される方の移動手段はこちらです。
自習室においての共用システム、自由席では、
1席につき3人前後契約しているところが多いです。
そして、みんなが一番使う時間の稼働率は90%以上を目指しています。
3.混み合う自習室にはうるさい人が集まりやすい
このような自習室では、人の出入りも、座席の入れ替わりも激しく、その度に雑音が発生します。
しかも、音数と音量は利用者の数に相乗して大きくなります。
周りが音を出しているのだから、自分も良いだろう、となってくるのです。
あいつもやっているんだから法則です。
このような環境では、周りに配慮しようなど考える人はほとんどいません。
むしろ、細かいことを言われるのが嫌だ、と考える方は人が多い自習室を選びます。
周りが音を出しているなら、自分が音を出しても注意されないだろう、と考えるからです。
赤信号みんなで渡れば怖くない法則です。
このような自習室では、うるさい人が隣にいない席、入口から遠い奥の方の席、等の集中出来る席を選ぶのは不可能です。みんなそのような席が良いので、早い者勝ちです。
ラーメン屋さんは、行列ができるお店がお勧めです。ですが、自習室では全く逆です。
4.それでも価格にこだわるなら
品質は、基本的に価格相応なのです。
安くて良いもの、お値段以上のものは確かにあります。
反対に、お値段以下のものもあります。集中できない自習室はまさにそれです。
もし、価格の安い自由席を選ぶなら、人の集まりそうな場所の自習室を避けるとよいでしょう。 あまりに駅から遠いのは考え物ですが、追加の移動時間がが片道5分、往復10分程度ならお勧めです。
人の行動原理は、基本的に似通っています。
周りの人と同じことをしていては、人より上に行くことはできません。
混雑する道を進むより、少しくらい遠回りでも空いている道を選ぶべきです。急がば回れですね。
60分の集中できない時間より、たとえ少し歩くことになっても、50分の集中できる時間を選ぶべきです。
集中力は結果に大きく影響することは誰も理解するところです。
利用時間が長くなればなおさらです。
早く合格するために自習室を利用しているのに、10分の節約で合格を逃すのは本末転倒です。
5.お金と時間は自分が合格するために使う
時間とお金の使い方は大切です。
お金と時間は、自分のために効果的に使ってください。
効果の得られないものにお金を出すのは無意味です。
安くて勉強する場所を確保しても、集中できなければ合格などできません。
安物買いの銭失い、とはよく言います。
それくらいなら自宅で勉強するほうがマシだと、私は考えます。費用が掛からないのですから。
混み合う自習室でメリットを受けられる者がいるとしたら、それは周りのことを全く気にしない利用者と、自習室経営者です。
多くの利用者を詰め込むことで、利用料の割引率を考慮してもなお十分に儲けられるのですから。
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