勉強の心構え
勉強の心構え
2018.11.05
【勉強に集中する方法を様々な角度から考察】
試験や検定が近いのに、「勉強が進まない。」勉強の時間はたっぷり確保したのに「全然集中できない」こんなお悩みを持っている方はたくさんいるはずです。
勉強に集中できない原因は、学習環境そのものや、勉強内容、休憩の取り方など様々です。 それらを改善し、勉強に集中するためのコツをご紹介いたします。
勉強に長く集中できないのはそもそもしかたない?
マイクロソフト社が約2000人の脳波などを測定して2015年に発表したレポートによれば、現代人の集中力がもつのは、わずか8秒。 また、東京大学薬学部と株式会社ベネッセコーポレーション協力との共同研究では、勉強を開始してから40分を境に集中力が急激に降下することが示唆された。
数字の違いはありますが、思っているより人間が集中力を維持できる時間は短いのです。 スタンフォード大学の研究によると、「精神力や集中力はコントロールできるものである」と教えられた学生のほうが、「精神力や集中力には限界ある」と教えられた学生よりも、集中力実験の結果が良かったのです。本人のマインドセット次第でも、集中力を長く持続させることが可能なのかもしれませんね。
「集中力はそう長く続くものではない」という事実は理解したうえで、工夫を凝らし理想の勉強ができる環境を作ることがで、集中力の向上につなげることができるでしょう。
勉強に集中するための学習環境の整え方
机の上、片付いていますか?
皆さんは、普段どこで勉強していますか。「図書館」「自習室」など様々な答えが返ってきそうですが、勉強場所として最もオーソドックスなのは自分の部屋なのではないでしょうか。多くの時間をここで過ごすぶん、勉強に最適な環境に整えたいものですよね。
では、机の上やその周辺を見てみてください。すぐに勉強に取りかかれるよう、きれいに片づいていますか。本や参考書が積み上げられてはいませんか。マンガや趣味の小物など、勉強を邪魔する余計なものが置かれてはいませんか。 実は、身の回りが散らかっていると集中力が阻害されてしまうことが、脳科学の実験で明らかになっています。
プリンストン大学とイリノイ大学の研究者は、機能的磁気共鳴映像法(fMRI)を使って、誘惑や注意をそらすものが多ければ多いほど集中力が下がり、ストレスを強く感じることをあきらかにしました。その場が散らかっていると、頭のなかも散らかってしまうのです。 いま取り組んでいる勉強に必要なもの以外は視界に入らないようにすることを、心がけましょう。
勉強中のスマートフォンも厳禁です。
勉強中はどこに置いているでしょうか。まさか、メールやSNSの通知が来たらすぐに確認できるように、すぐ目の前に置いてはいませんよね? スマートフォンが勉強の集中を邪魔する要因になることは、なんとなく想像がつくはず。そしてもっと気をつけなければいけないのは、たとえ電源が入っていなくてもスマートフォンが手近な場所に置かれているだけで、私たちの脳の働きが大きく低下してしまうということです。
この衝撃的な事実は、テキサス大学オースティン校が約800人のスマートフォンユーザーを対象にした実験により明らかになりました。同時に、スマートフォンの置き場所を「1. 机の上」「2. ポケットか鞄の中」「3. 別の部屋」にした場合、「3. 別の部屋」に置いたグループが最も集中力を発揮できたのだそう。
スマホ依存の自覚がなくとも、無意識のうちにスマートフォンが気になり、脳の働きを抑圧してしまっているのかもしれませんね。勉強中はスマートフォンの電源を切るのはもちろん、遠く手の届かない場所にしまい、その存在を意識から排除するように努めましょう。
勉強に集中できる理想的な環境は?
レンタル自習室こそが、最も集中できる環境だということを、セルフスタディは自信をも多少の出費はかかりますが、自習室には高い志をもって勉強に取り組む方ばかり。
整った机に座り心地を考えた上質な椅子。 梅田本店など24時間営業でライフスタイルに合わせてご利用いただける自習室もご用意しております。
また、なかなか勉強を始めようという気になれない方も、自分の為に「お金を払っているのだから勉強しなければ!」と、逃げられない状況に自分を追い込んでしまいましょう。
入試や資格試験を控え、勉強しなければいけないけれどなかなか環境が整わないとお悩みの方は、是非一度「レンタル自習室 セルフステディ」にお問い合わせ下さい。 そしてあなたの集中力を最大限発揮し、合格への近道を進みましょう。
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